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冷水にもチャイルドロックが付いているウォーターサーバー

冷水にもチャイルドロックが付いているウォーターサーバー

ウォーターサーバーは、常に温水・冷水を出せる優れもの。温水なら常時70℃~90℃のお湯が出ます。

小さな子どもによる誤操作が原因のやけど事故も発生しているため、チャイルドロックはほとんどの機種につけられていますよね。しかし注意が必要なのは温水だけではありません。冷水の放出による、水漏れ被害や機種の故障なども防止する必要があります。

そこで今回は「冷水にも」チャイルドロックが付いているウォーターサーバーをご紹介いたします!

経済産業省も提案!チャイルドロックの強化

子ども

経済産業省は平成19年5月17日以降から平成25年にかけて発生した、温水レバーの誤操作によるやけど事故などから、操作構造と幼児の身体機能を照らし合わせることで、ウォーターサーバーのやけど事故などのリスクを軽減する解決法を解析しました。

幼い子どもによる、ウォーターサーバーの誤操作で起こるトラブルを防止するため、以下のような内容を提唱しています。

  • ・ウォーターサーバーでのやけどや放水事故の多い「1歳児以下の力」では、お湯を簡単に出せない操作レバーを採用すること
  • ・ロックを解除するには2段階以上の操作を設定し、難易度を高めること

ウォーターサーバーでの事故が多い、つかまり立ちをはじめた9カ月頃から、一人歩きをはじめ知能や身体能力が高くなる1歳~3歳の子どもの実践による、さまざまなタイプのボタンを押す力や操作能力を測定し、この結果をもってメーカーに対しチャイルドロックの難易度を提唱しています。

ウォーターサーバーへの好奇心によるちょっとしたイタズラを招く事故が実際に多発したため、チャイルドロックが強化されているのです。

今やほとんどのメーカーに、温水・冷水どちらもチャイルドロックがかかるよう設定されています。操作性はメーカーによりさまざま。子どもの年齢などに応じてベストなものを選んでみてくださいね。

チャイルドロックを採用している主なメーカー

フレシャス

フレシャスチャイルドロック

インテリア性の高い「フレシャスSlat」と「フレシャスdewo」は、ウォーターサーバーそのもののデザインが子どもには操作しづらいものになっています。

サーバーの一番上部に操作ボタンが設計されているため、子どもの目線ではボタンを確認できないような設計です。従来のサーバーのように簡単にロックを解除されてしまうこともありません。

安全性の高いデザインであることを評価され、ウォーターサーバーではじめてのキッズデザイン賞を受賞したサーバーなので、安全性についてはお墨付き。赤ちゃんの調乳に役立つだけでなく、お子さんが成長しても安心して使えるウォーターサーバーなので、子育て世代の方にオススメです。

  • ・チャイルドロックの解除にはボタンの2秒長押しが必要
  • 床からの高さ1m以上の位置に操作ボタンが設計されている

プレミアムウォーター

プレミアムウォーターチャイルドロック

プレミアムウォーターが提供するプランに【プレミアムウォーター マムクラブ】というものがあります。妊娠中のプレママや、5歳以下の子どもをもつ育児中のママ向けプランです。

プレミアムウォーター マムクラブプランでは、デザイン性の高い家電を展開するcadoというブランドとコラボレーションしたモデル、「cado×PREMIUM WATER」を使用できます。小さな子どもには操作が難しい工夫が、ウォーターサーバーのデザインそのものにも施されていますよ。

  • ・温水は【HOT】ボタンを3秒長押ししないと出せない
  • チャイルドロックの大本スイッチは機会の背面にある (ONにするとすべての操作ができないようになります)
  • ・冷水ボタンは床から高さ1mの位置にあり上向きにデザイン (赤ちゃん目線ではボタンがあることがわからない設計)

コスモウォーター

コスモウォーターチャイルドロック

「Smartプラス」というモデルには、三つのチャイルドロックモードが搭載されています。使用状況や子どもの年齢に合わせてロックを設定できるウォーターサーバーといえます。

また「静音設計」により、稼働時の振動や音が、従来よりも30%軽減されているところはプラスでうれしい機能です。

  • 「常時ロック」「常時フリー」「ボタン操作時のみ作動」3種のモードを使い分け
  • ・温水、冷水共にロック可能

クリクラ

クリクラのウォーターサーバーは、申し出をすれば冷水にもチャイルドロックを無償でつけてくれるサービスがあります。小さな子どもがいるママ向けに提供しているプラン【クリクラママ】をチェックしてみてくださいね。

  • ・操作が複雑なチャイルドロック

単にボタンを押す、レバーを下げるという動作ではなく、「レバーを奥に押し込みながら下げる」というアクションが必要です。ウォーターサーバーの操作トラブルが多い小学生以下の子どもには難易度の高い操作といえます。

サントリー南アルプスの天然水サーバー

サントリーのウォーターサーバーは、大人にとっては簡単なロック、子どもにとっては難しいロックが備わっているところが魅力的です。チャイルドロックボタンは操作パネルにあります。

  • パネルのチャイルドロックボタンを長押しで温水・冷水共に完全ロック (ロック中はどのボタンを押しても温水・冷水が出ないようになっています)
  • ・操作パネルは床から81cmの位置
  • ・解除ボタンでロックを解除 (ボタンの意味の理解が難しい年齢の子どもには、解除操作は難しいとされています)

メーカーを選ぶポイントは?

比較する女性

簡易的または完全ロック、どちらにせよチャイルドロックを採用しているメーカーは多いです。とくに小さな子どもがいるママ向けに商品化されたウォーターサーバーには、必ずといっていいほどついています。むしろつけない理由がありませんよね。

そこでチャイルドロックにも種類がありどれがいいの?など、メーカー選びに迷ったときのチェック項目をまとめました。

【チェック項目】

  • ・完全ロックor簡易的なロック
  • ・ボタンの操作位置

まず重要なチェック項目として、子どもには解除できないような2段階などの完全ロックなのか、それとも万が一何かの拍子に解除できてしまう可能性も考えられる簡易的なロックなのか、ロックそのものの質を見極めましょう。

子どもの年齢にもよりますが、さまざまな物に興味を持ち、手を伸ばすことの多い小さな子どもがいる場合は、2段階以上のロックがかけられていて、解除しにくい仕組みのものが理想ですよね。

ある程度危険なことを説明して理解できる年齢の子どもであれば、簡易的なロックでもいいかもしれません。しかし理解できるがゆえに、ロックを外してしまうことも考えられるため、どちらにせよ親御さん目配りが必要になってきます。ただしロックの質が高ければ親御さんも安心ですよね。

またボタンの操作位置も重要です。

基本的には子どもの手の届かない場所にデザインされていると思いますが、中には手の届きそうな位置のものもあるかと思います。小さな子どものやけどや冷水漏れによるトラブルを防止するには、操作位置のデザインにも着目してみてくださいね。

おわりに

今やウォーターサーバーにチャイルドロックは当たり前。

ウォーターサーバーが原因のトラブルを回避するためには、念のため冷水にもロックが必要です。操作そのものを難しくしているメーカーもあれば、操作しづらい位置にボタンをデザインしているメーカーもあります。

特徴やメリットはメーカーによって異なります。大切な子どもをやけどや水浸しなどから守るためにも、ぜひ各メーカーの特色を比較しながら検討してみてくださいね。

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