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FRECIOUSの工場見学に行ってきました!

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ウォーターサーバー フレシャス(富士山の銘水)の工場見学取材

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皆さんはウォーターサーバーで使われるおいしいお水はどこからやってくるのかご存じですか?
今回はその答えを知るべく、富士山の天然水とスタイリッシュなウォーターサーバーで有名な、フレシャス(富士山の銘水株式会社)の工場見学に行ってきました!

ウォーターサーバー研究所がある吉祥寺から、JR中央線快速とJR特急かいじ103号で大月まで行き、そこから富士山麓の風景を楽しめる富士急行富士山特急7号に乗って富士山駅に到着。

2時間ほどの鉄道の旅を終えた後、まずは富士吉田市の名物である「吉田のうどん」を腹ごしらえ。
そしていよいよフレシャス工場に向け、タクシーに乗り込みます。
約10分でしょうか。坂道と木々が生い茂る道を通り抜けた先に、今回の目的地、フレシャスの工場はありました。

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実はタクシーに乗っている間、富士山一帯の風景を楽しんでいたのですが緑の深い自然あふれる風景と、窓を開けた時に感じたひんやりとした空気がとても心地よく、おいしい水を作るのは環境が大切なんだな、ということを考えていました。

工場は意外と地味!?

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工場に到着した直後、あれっ?と一瞬、面食らってしまいました。あのオシャレなウォーターサーバーからイメージできないほど、意外なほどフツーなたたずまいです。
けれどもこれには理由があります。富士山が世界遺産登録されたことはみなさんもご存じかと思いますが、

周辺一帯の環境や景観を維持するための景観形成地域と規制があり、建物を建てる際にはこれを守らなければいけません。
その規制内容は建物の建ぺい率や容積率、高さ、配色など景観を壊さないようにしっかりと定められているそうです。
だからそれに沿ったデザインで建てられているんですね。

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今回の工場見学を案内していただいたのは富士山の銘水株式会社の小林さんです。
さすが今回の案内役というだけあって、工場はもちろんのこと水についての知識も幅広く非常に頼もしい方です。
こうした水のプロフェッショナルがいるからこそ、私たちは安心して安全な水を飲めるんですね。

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さて、さっそく小林さんに工場内を案内してもらいます。
ウォーターサーバー比較@ランキング編集部の一行は、まず工場内の概要を図で説明してもらった後、さまざまな装置のある部屋に案内してもらいました。
その中でも目を引いたのは、銀色に輝く装置がたくさんある部屋の中にあったこの装置。
「除菌フィルター」と書かれた円柱状の物体です。これはその名の通り水の中に存在する雑菌などを取り除けるフィルターですが、

この銀色の筒の中に、非常に細かい網がありそれで雑菌を取り除いています。
写真にあるフィルターは0・1ミクロン。ミリ換算するとなんと0・0001ミリ!人間の目では判別できないのでは、というほどのフィルターです。
フィルターはこれだけではなく、もう少し網が粗いフィルターもあります。

水をろ過する時には目の粗いフィルターから細いフィルターで清潔な水を生成しますが、その技術が使われています。

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写真の中に「高温注意」と書かれた表示がありますね(ちょっとボケてますけど)
水の工場なのに高温?と思われた方もいるかもしれませんが、水を清潔に保つためにフィルターだけではなく熱を使って殺菌する方式もとられています。
こちらは工場内に設置されたボイラーを使っています。100度を超えるボイラーの蒸気熱で水中の雑菌を殺菌することでさらに水を安全にしているのです。
この蒸気を使った殺菌方法は定期的に配水用の配管にも使われています。常に安全に配慮したオペレーションを行っていることがわかりますね。

自動化と職人技のハイブリッド

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水の安全は殺菌技術を決めた装置だけでは語られません。完全に自動化され、徹底的に清潔に保たれたろ過システムに加え、

フレシャスの特徴であるウォーターパックの品質チェックがそれを担っています。
写真には品質チェックを行う職人さんがいますが、光を通して異物が混入していないか目を光らせています。
毎日使う水だからこそ、検品を行う職人さんたちのこうしたたゆまぬ努力が安全を支えているのです。

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ウォーターパックがベルトコンベヤーに乗って流れているところを見ているとワクワクしてしまいます。
このようにパッキングされた水は、この後も自動化されたラインを通っていきます。

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職人さんが検品したウォーターパックはベルトコンベヤーによって運びだされ、機械によるチェックを受けます。
この何重ものチェック体制がフレシャスの人気の秘密なのではないかと思ってしまいますね。

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自動化されたラインにはさまざまなロボットがありました。
アームロボットによって次のラインへと運ばれる様子が写真でも見られますが、かなり高そう・・・。
でもこのロボットのおかげで働く人の負担が減り、結果として安全に目を向けられるのです。
実際、このロボットが設置される前は人の手で運び出していたことを小林さんが話されていましたが、かなり大変だったようですよ!

大量に運ばれていく水が入った箱を見て、その苦労は想像に難くありませんでした。

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飲料水を生み出す工場にとって必要な装置は、もちろん殺菌や衛生技術にたけた装置であることは間違いありませんが、

物流においてもその重要性は衛生に匹敵するほどの要素です。
こちらは1個1個運びだされた箱がある段階でたまったところを、一括して運び出せるようにできるロボットです。

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このような物流に関わる装置はシステム化されていて、モニター端末で状況を確認できます。
このパネルを見れば「どの水がどこに運ばれていくか」も細かく確認できるので、

人によるオペレーションで起こりがちな、配送先のミスなどにもしっかりとケアできる仕組みができあがっています。

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工場見学を終えて

私たち一行はパッキングされた水が工場屋外へ出ていくところを見送って、今日の工場見学はお開きとなりました。
おいしい水がどのように作られ、たくさんの人々に届けられるのか、その一部始終を目撃でき、とても感激しました。
それはきっと富士山の銘水株式会社の皆さんが、安全や品質に挑戦されているシーンを垣間見たような気がしたからなんだと思います。
これから水を飲むときは、少しだけでも工場で見つけた発見を考えて飲んでみようかな、と思いつつ日が沈みはじめた工場を後にしました。

今回の工場見学をさせていただいたフレシャスの皆さま本当にありがとうございました!

この記事は、ウォーターサーバー研究所が作成しています。

この記事を書いた人
kaisan_w100

ウォーターサーバー研究所 ヲタッキーKAI

ウォーターサーバー研究所の文字書き、カメラ使い担当
アキバカルチャーを皮切りにサブカルに関して無駄に知識をつけた編集部のオタク筆頭
休日はカメラを持って出歩くか、アニメを見てるかの生活を送っている
ちなみにお酒も大好きなようである

⇒フレシャス製品詳細ページはこちら

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