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おいしい水に欠かせない四つの条件

おいしい水に欠かせない四つの条件

ウォーターサーバーで取り扱っているお水はさまざまなタイプがありますが、どれもとてもおいしいですよね。それは、メーカーがおいしい水を飲むために欠かせない条件というのを考えて提供しているからです。

今回は、そのおいしい水に欠かせない条件というのはどういうものなのかを解説していきたいと思います。

ミネラル含有量

水面

おいしい水の条件として第一に挙げられるのが適切なミネラル量です。ミネラルとは、カルシウムやマグネシウム、ナトリウム、カリウムの四大ミネラルをはじめ、有機ゲルマニウム、バナジウム、亜鉛などさまざまあります。ミネラルは身体に必要な成分であり、おいしさを決定つける要素ですが、これがほどよい量でないといけません。

たとえば硬度100mg/L以下の軟水に慣れ親しんでいる日本人にとっては、ミネラルが大量に含まれた「硬水」は渋みや苦味、違和感を覚えます。一方で、あまりにもミネラル含有量が少ない超軟水はどうでしょうか。今度は味がまったくしないため、これはこれでまずく感じるでしょう。

おいしい水の条件は、ズバリ硬度30~200mg/Lのお水であると言われていて、この範囲であればまろやかさとコクを感じられて、日本人には一番適したものとなるようです。

ウォーターサーバーで提供している水は、全国各地から採水された天然水が中心ですが、いずれもバランスよくミネラルを含んでいます。

二酸化炭素(遊離炭酸)

湧き水

湧き水や地下水、いわゆる天然水と呼ばれるものには二酸化炭素が若干ですが含まれています。実はこの二酸化炭素が含まれていることも、お水をおいしく感じられる要因になっています。二酸化炭素は遊離炭酸とも呼ばれていて、おいしい水が含んでいる基準値は3~30mg/Lです。

これが多すぎるとサイダーやコーラと同じような刺激を感じてしまいますし、少なすぎると今度は清涼感が感じられなくなってしまいます。

わかりやすい例でいうと、一度沸騰させた水は冷たい水に比べて味気なく感じる気がしないでしょうか。これは単純な温度感の問題だけではなく、沸騰させることによって二酸化炭素が抜けてしまっているからです。飲んでいてスッキリとするような飲み口を感じるためには、二酸化炭素が適度に含まれていることが絶対条件になります。

水温

冷えた水

二酸化炭素のパートでも少し触れましたが、水をおいしいと感じるためには水温も適切でなくてはなりません。適度に冷えたお水はサッパリとしていてやはりおいしく感じるものですよね。

よく「水道水にはカルキが含まれているためまずく感じるのだ。」と言われますが、これに関してもお水を冷やすことでカルキ臭をかなり軽減させることが可能です。人間は一定の温度以下に冷えたものを口にすると、味に対する感覚が若干鈍ります。

チョコレートもカチカチに冷えたものより、少し溶け出しているものの方が甘く感じませんか?温度が高いとそれだけ水に混じりっけを感じてしまい、味わいの邪魔をしてしまうからです。

では具体的に、どのくらいの温度がおいしいと感じる基準になるのか。それは、自分の体温よりも25℃ほど低い温度であると言われています。つまり大体の人の体温が35℃~36℃とを考えると、10℃~11℃くらいがベストでしょう。

季節によっても変わります。体温が上昇しやすい夏にはこのくらいの温度で問題ありませんが、身体が冷えがちな冬場には15℃くらいに調節するとおいしく感じますし、身体にも負担をかけずに飲めることでしょう。
ウォーターサーバーならちょうどいい温度に設定できるので、安定的においしい水を飲めます。

臭い

水道水

前述したように水道水に含まれるカルキなどは、その独特の臭いから水をまずく感じさせてしまう要因です。臭いの基準は「臭気度」というもので表し、およそ3mg/L以上になると不快に感じるようになります。

カルキの臭いの元は消毒時に使用された塩素で、水道局が水質基準を順守するために雑菌や汚れを消毒する目的で利用されています。当然カルキ臭を強く感じるのは、それだけ塩素の量も多いことで、そもそもの水質が良くないということです。

ウォーターサーバーでは、水源がきれいな名水地から採水したお水を販売していますから、不快な臭いなども一切なく、おいしい水を味わえるでしょう。

項目条件
ミネラル30~200mg/L
炭酸ガス3~30mg/L
水温体温-25℃。(適温は10~11℃)
臭気度3mg/L以下

おわりに

いかがでしたか?今回はおいしい水に欠かせない四つの条件という内容で書いてみました。ウォーターサーバーで扱っているお水は、これらの条件をすべて満たしているものがほとんどで、おいしいと感じるにはそれなりの理由があったのです。普段水を飲む際にも、このような条件などを気にしてみるとおもしろいと思います。

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