女性必見！ローズウォーターの効果とは？

アロマオイルやお香など、香りのいいものが好きな女性は非常に多いと思います。

いい香りのハンドクリームなどを常備しておいて疲れたときなどの気分転換に楽しむ人もいますし、1日の終わりのバスタイムにいい香りの入浴剤を入れてリラックスする人もいるでしょう。もちろん、香水をつけて一日中、自分の好きな香りをまとう人もたくさんいます。

最近、女性の間でローズウォーターが人気なのをご存じでしょうか？ローズウォーターは本物のバラのような、ゴージャスな香りのハーブウォーターです。シュッと吹きかければ、一瞬で夢見心地になれます。

香水やアロマオイルほど強く香りが残ることはなく、ゴージャスながら後にひかないすっきりとした香りが使いやすいと、リピーターが続出しているのです。

水蒸気蒸留法で作られるのがローズウォーター

ローズウォーターは、ローズオイルを作る過程で生まれる副産物です。ローズオイルは一般的に、バラの花を水蒸気で蒸留する「水蒸気蒸留法」によってつくられています。バラは水蒸気で蒸留されることで、ローズオイルとローズウォーターに分かれるのです。

ローズウォーターというと、水にバラの花を漬け込んだものや、ローズのアロマオイルを加えたものとイメージされるかも知れませんが、バラが水蒸気によって蒸留されてできるものですので性質が異なります。

また使用されるバラの花は、人気のものだとダマスクローズという品種です。ダマスクローズは、正しくは「ロサ・ダマスケナ」という品種名で、「バラの女王」ともいわれるほど香りの良さで有名です。

モロッコやトルコ、ブルガリアなどで栽培され、世界中に輸出されています。その香りのすばらしさから、香水など香料の成分として使用されることも多いのですが、食用としてローズティーやジャムなどにも使われています。

ダマスクローズから蒸留されたローズウォーターは香り高く、人工的ではない、自然のバラの香りが堪能できるとして世界中に愛用者がいるほどの人気です。

バラは古くから、観賞用以外にも薬として人々に愛用されてきました。

バラは血流をよくするとして、冷え性に悩む女性などに効果があるといわれています。血流の改善によって崩れがちなホルモンバランスを整え、更年期に悩む女性もサポートします。また体臭や口臭にも効果があるとして、サプリメントも人気です。

バラから抽出されたローズウォーターにも、女性にうれしい効果があるといわれています。

とくに抗菌・消炎・鎮静作用があるため、化粧水として使うことで日焼けやニキビ、赤み、肌荒れなどに効果を発揮します。余計な成分が入っていないので安心して使えるうえ、顔だけでなく全身に使用できます。

またストレスや疲れを感じているときなどに顔に吹き付けると、ぜいたくな香りが広がり、一気に興奮状態の神経を静め、リラックスした気分に導いてくれますよ。

ローズウォーターは美肌効果から、化粧水として愛用されています。

スプレーボトルに入れれば、洗顔後にシュッとふきかけられて手軽です。コットンにふくませて肌に乗せると、ローションパックにも使えます。ぜいたくなバラの香りに包まれて、保湿ができるうえリラックスタイムを過ごすこともできます。

ローズウォーター自体に保湿効果はありますが、さらに保湿が欲しい、という場合はローズウォーターをもとにした化粧水を手作りすることも可能です。保湿効果のあるグリセリンなど、ドラッグストアで手に入れられますので、少量入れてみるとしっとりしてよいかも知れません。

もちろん、ローズウォーターの後にふだん使いの化粧水や乳液を使用してしっかり保湿をおこなうのもよいでしょう。

ローズウォーターは化粧水以外にも活用できます。

抗菌作用がありますので、リネン類やソファ、カーテンなどにシュッとスプレーすれば、よい香りが楽しめるだけでなく抗菌作用も期待できるんです。

またお出掛け前に衣類にスプレーすれば、爽やかな香りがほのかに感じられます。眠る前などに枕にひと吹きすると、バラの香りに包まれて幸せなベッドタイムが過ごせますよ。

ヘアスプレーとしても使用できるので、スプレーボトルに入れ替えて持ち運べばいつでも髪がよい香りに包まれます。タバコや食後など臭いが気になったときにシュッとふきかければ、嫌な臭いも軽減できるのでオススメです。

水蒸気で蒸留されてできるローズウォーターは、本物のバラの香りが楽しめます。

余計なものが入っていないので全身に使えるほか、ソファやカーテン、衣類まで幅広く使用できます。

疲れたときや気分転換がしたいときはぜひ、ローズウォーターをシュッとひと吹きして、バラの花束を抱えているかのようなぜいたくな気分に浸りましょう。