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覚えておこう、体内を巡る水の循環システムが健康に及ぼす影響

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私たち人間の体には常に大量の水が巡っています。この循環が正しく行われているからこそ、健康的な毎日を送れていると言っても過言ではありません。それではこの循環システムが崩れてしまった場合、一体どんな悪影響が現れるのでしょうか?人の体に流れる水の重要性と健康への影響について解説します。

1.水の巡りは元気の素

水を飲む女性

人は消化と吸収を、水の中に溶けた物質が化学反応を起こすことで進行させます。このため体の中を水がしっかり巡っていない場合には、栄養を取れなくなってしまうのです。

その結果、疲労感が抜けず体調不良を起こしたり、風邪をひきやすくなったりといった状況に陥る可能性が高くなります。体にトラブルが起こったときは、水を見なおすことで改善がされるかもしれません。

2.恐ろしい病気の原因にも・・・

脳梗塞

水の循環システムは体脂肪の燃焼にも関わっています。当然脂肪が燃焼しづらくなるので太りやすくなる他、体の外に有害な物質や老廃物を排出しづらくなるので、さまざまな病気を引き起こす原因にもなります。

2-1.体内の水の循環が乱れと血管のつまり

とくに怖いのは脳梗塞や心筋梗塞です。これらは日本人の死因の上位を占めている病気で、血管がつまってしまうことで起こります。血管のつまりというのは、コレステロールや過酸化脂質が血管へと滞り、血栓がつまってしまうことで突発的に起こります。昨日まで元気そうだったのに突然・・・というケースが多いのはこのためです。

2-2.水の循環とエコノミー症候群

またエコノミー症候群と呼ばれる症状も血管のつまりが原因です。この症状はよく飛行機の着席時間が長いせいで脚部に血栓ができてしまい、それが肺の血管につまることで起こります。死に至ることもある恐ろしい病気のひとつです。

3.ネバネバ・ドロドロ血液が体をむしばむと・・・

高血圧

水の循環システムにはさまざま役割がありますが、とくに重要なのが血液粘度の上昇を抑える機能です。先ほども紹介した脳梗塞や心筋梗塞、エコノミー症候群といった病気の主な現任は血管のつまりと血栓です。そしてこの原因は血液粘度の高さ、つまりネバネバ血にあります。

もしも血液粘度が高い場合には、体内の水循環がうまく働いていない可能性が考えられます。そのまま放置をしていると、くも膜下出血や高血圧、ぼうこう炎や肝臓炎、そして糖尿病といった病気の原因となってしまうかもしれません。

おわりに

このように水をしっかり循環させることは健康に大きく影響を及ぼします。お水のことを考える時、水道水の安全性やミネラルウォーターの価格といった部分に目が行きがちですが、少しだけ視点を変えて普段から水の巡りについて意識することは、健康的な毎日を送るために非常に重要であると言えるでしょう。

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