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AQUACLARAの工場見学に行ってきました!

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アクアクララの熊谷プラント見学取材

みなさん、いいお水を飲んでいますかー!?
今回はアクアクララの工場、熊谷プラントへ行って参りました!
熊谷といえばみなさんもご存じかと思いますが埼玉県の北部、群馬県に面した位置にあり、夏になると日本一暑い街としてテレビなどでよく紹介される街です。
ニュースキャスターが大きな温度計を使って炎天下の中、気温を視聴者に伝える姿は本当に暑そうですよね!

さて、ウォーターサーバー研究所一行はいつものように吉祥寺から電車に乗り込み、新宿駅で新宿湘南ラインに乗り換えます。
そのまま1時間ほど北上して到着したのは籠原駅。
ここからタクシーで熊谷プラントへ向かいます。いつもの工場見学なら、山道を走ることが当たり前だったのですが、今回は関東平野のど真ん中ということもあって、平たんな道をひた走るという感じでした。
籠原駅から10分程度でしょうか。ついにウォーターサーバー研究所一行はアクアクララ熊谷プラントに到着しました。

▲工場の玄関口 ▲工場の玄関口

熊谷プラントの大きな特徴

熊谷プラントの特徴。それは荒川に面した場所にあることです。
荒川といえば、東京の水道を支える重要な河川であり、日本一の川幅と豊富な水量を持った大きな川です。
埼玉県東部に源流があり、埼玉県内を経て東京、東京湾へと流れますが、その流域一帯は農地が多いことでも知られています。
そんな豊富な水資源をもつ熊谷にアクアクララのプラントがあるのです。日本一暑い地域なのに水資源が豊富というのはちょっと驚きですね。

そしてアクアクララ熊谷プラントは、単純に使う人が増えたから、という理由だけではなく製品供給力をより確実なものとするために作られた工場であるとも言えます。
実は熊谷プラントはアクアクララの中でも、最大の供給量を誇る工場ですが、東日本大震災の時にあった飲料水不足を少しでも改善できるように、という背景で建てられました。
そのためか、工場の屋根には太陽光発電のパネルがついていて、他にもLPガスによるコージェネレーションシステムによる省エネ化策がとられています。
ここからでも地域環境や緊急時の工場稼働のことを考えた、しっかりとした作りになっていることがわかりますね。

▲コージェネレーションシステムの状況はモニターで確認できるようになっている ▲コージェネレーションシステムの状況はモニターで確認できるようになっている

水とボトルの安全にこだわりぬいた工場

どのようにして工場が稼働しているのかをさっそく見ていきましょう。
アクアクララのお水といえば、リターナブルボトルという繰り返し使えるボトルを採用していますが、回収されたボトルはまず人の目や鼻などの感覚器官でチェックされます。
具体的には、ボトル内部に異物は入っていないか、異臭がしないか、といったことや傷や汚れがあるか確認します。
ボトルはこの後、洗浄する工程に入りますが、その前にプロによる人間の感覚器官でチェックを行うので、安心できますね。

▲自動化されたラインでボトルが運ばれる ▲自動化されたラインでボトルが運ばれる

次にお水です。熊谷プラントでは、豊潤な地下水を利用した飲料水の精製を行っています。
アクアクララのお水は天然水ではなく、各工場によって異なる採水方法です。
水道水であれば水道法、地下水であれば食品衛生法に合致した水質のお水を使用していますが、いずれも採水以降に行われる統一された処理方法によって安全なお水を供給する方法がとられています。

RO膜に秘められたフィルターの実力

それではどのようにお水が処理されているのかというと、原水(採水時点でのお水)は、RO装置と呼ばれる装置によって、ろ過されます。
RO装置には、活性炭フィルター、RO膜(逆浸透膜)と呼ばれるフィルターがあり、ここを水が通るのですが、RO膜ではなんと0・0001ミクロン、1ミリの1000万分の1という非常に網目の細かいフィルターによって水をろ過します。
もちろん人間の目で認識できるものではありませんし、水の分子より大きなものは通さないという徹底的に異物を排除するために作られたフィルターなんです。

今回の工場見学では、RO膜がどのくらい水をろ過できるのか、実験で見せてもらえました。

▲RO装置を模した小型の実験装置。食紅で着色された水が見事透明な水に・・・!▲RO装置を模した小型の実験装置。食紅で着色された水が見事透明な水に・・・!

▲実験前の状態。給水用と書かれたボトルの、赤い水をろ過水用と濃縮水用に分けます。▲実験前の状態。給水用と書かれたボトルの、赤い水をろ過水用と濃縮水用に分けます。

▲装置作動後、程なくして水が濃縮水とろ過水に分けられますが、ろ過水用の透明具合を見てください!▲装置作動後、程なくして水が濃縮水とろ過水に分けられますが、ろ過水用の透明具合をご覧ください!

これによって、水は濃縮水とRO水と呼ばれる水に分けられますが、飲料水となるのはRO水。
この水にミネラルなどを配合し、さらにUF膜、紫外線による殺菌装置の中を通ってボトルに詰められます。

▲水に入れられるミネラルが入ったタンク▲水に入れられるミネラルが入ったタンク

原水でも十分飲める水だとお話を頂いていましたが、そこからいくつものフィルターや工程を経ることで、誰でも安心して飲める水を作っていることにウォーターサーバー研究所の研究員は驚きました。
ちなみに取材時には1時間あたり900本、1日5,000~6000本の水を生産しているそうです。さすが大型の工場だけあり、供給力には目を見張るものがあります。

新しい水が入ったボトルは、そのままロボット化された工場内の物流ラインに乗せられて、倉庫に運ばれます。
今回は倉庫内の様子も見せてもらえました。

▲倉庫の状況からでも供給力の高さが伺える▲倉庫の状況からでも供給力の高さが伺える

春の嵐が到来する直前でしたが、日本一暑い地域に建てられたお水の工場を見学させてもらった余韻に浸りつつ、ウォーターサーバー研究所一行は工場を後にし、今回の取材を終えました。

▲車がカワイイ!▲車がカワイイ!

今までの取材では天然水のウォーターサーバー工場見学が多かったため、いつもとは違う角度から取材ができ、非常に勉強になりました。
一番強い関心を持ったのは、熊谷プラントが震災後に建てられた工場であり、水の供給力をしっかりと考えて作られた工場であることに尽きます。
人々の暮らしを支える大事なお水を扱う企業だからこそ、という使命感を垣間見られ、安心して飲める水は工場建設から始まっていたことを再認識しました。

今回の工場見学をさせていただいたアクアクララの皆さま本当にありがとうございました!

この記事は、ウォーターサーバー研究所が作成しています。

この記事を書いた人
kaisan_w100

ウォーターサーバー研究所 ヲタッキーKAI

ウォーターサーバー研究所の文字書き、カメラ使い担当
アキバカルチャーを皮切りにサブカルに関して無駄に知識をつけた編集部のオタク筆頭
休日はカメラを持って出歩くか、アニメを見てるかの生活を送っている
ちなみにお酒も大好きなようである

⇒アクアクララ製品詳細ページはこちら

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