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こんなに使ってるの?水道代を減らす節水術五選

 こんなに使ってるの?水道代を減らす節水術5選

みなさんは、ご自分の家庭で使用している水の量を知っていますか?

実は、4人家族で年間使用量は24・3㎥、つまり2万4300ℓ。ということは、1年間でなんと2ℓのペットボトル1万2150本分もの水を消費しているのです。ちょっと想像がつきませんよね。

毎日、こんなに使っているお水。なんとか節水して水道代を減らしたいとお考えの方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、節水グッズ・最新家電・ちょっとした心がけ次第で、水道代を減らすことのできる五つの方法を一緒に見ていきましょう。

一番多いのはお風呂の水?減らす方法は?

シャワーヘッド

東京水道局による調査によると、平成27年度の一般家庭で使用する水の中で一番多いのはお風呂の水だそうです。

なんと割合は40%!いかにお風呂の水を減らすかが節水のカギを握っている、といってもいいかもしれません。では、お風呂でのお水を減らすにはどのようにすればよいのでしょうか?

節水シャワーをとりつけてラクラク節水!

節水シャワーヘッドは通常のシャワーヘッドより、水の出る穴が少なく水圧を変えずに水の量を少なくすることができます。

また、なかには手元にストップ機能が付いているものもあり、こまめに止めることも可能です。各メーカーによって多少の違いはありますが約30%〜50%と大幅に節水ができるのです。価格は1000円〜5000円と気軽に買える範囲なのがうれしいですね。

取りつけには、特別な道具もいらないので女性でも難しくありません。

お風呂の残り湯を再利用して2ℓのペットボトル45本分の節水に!

お風呂の残り湯の再利用で、1番に思いつくのは洗濯です。

浴槽は小さいものでも200ℓの容量があります。この半分でも再利用できればかなりの節水に。お風呂のお湯をくみ上げる機能がある洗濯機や、市販の風呂水ポンプを使うと簡単に残り湯で洗濯できます。

気になるのは雑菌や入浴剤の匂い。こちらは、一晩たったものは使用しない、すすぎだけ水道水を利用するなどの工夫で解消されるようです。

そのほかには、雑巾がけ・植物への水やりに。ただし、入浴剤が入っているものは植物が枯れてしまう場合があるので注意してくださいね。

これだけで1日約90ℓの節水が可能になるそうです。無理せずできることから始めていきたいですね。

ここでも節水!水道代を減らすためにできること

最新型トイレ

最新型のトイレに変えるだけ!1回で約10ℓ減らせる

あなたは1日何回トイレに行きますか?健康な大人の平均は1日4回〜8回だそうです。

家族が多いほどトイレで消費する水の量は増えていきます。トイレのレバーを押すと決まった量の水が必ず流れてしまいます。

グッズを使って調節することもできますが、故障の原因になってかえって高くついたりしないかと不安ですよね。

例えば最新型の節水型トイレだと従来品(1987年〜2001年製造)は一回流すごとに13Lだったものが、大3.8L、小3.3Lまで減っているのです。

約10Lも使用量が減っているなんて技術の進歩って素晴らしいですね。これにより、年間お風呂の浴槽240L約236杯分の節水ができるそうです。

もちろんトイレを買い換える費用や、ランニングコストも視野に入れて考えていかないといけませんが…。

各メーカーにさまざまなタイプの節水型トイレがあるのでご購入の際には比較してご家庭にあったものを選んでくださいね。

ちなみに意外にも、多くの人が使い分けていないレバー「大」と「小」。いつも「大」のレバーを使っていたとしたら、これを使い分けるだけでもかなりの節水になるそうです。小さなことですか、ほんのささいなことでも差が出てくるのですね。

トイレのお水の使用量は家族が増えれば増えるほどかさみます。ご自宅の改装や、家族が増える予定のあるご家庭にはおすすめの節水方です。

手荒れも防げる!食器洗い乾燥機でまとめ洗い!

経済産業省、資源エネルギー庁「家庭の省エネ徹底ガイド」によると食洗機を使用した際に電気代なども含め年間8140円の節約になるそう。

年間では手洗いが47・45㎥使用しているのが、食器洗い乾燥機だと10・83㎥まで減っているのです。その差は36・62㎥。1㎥は1000ℓなので3万6620ℓも節水できます。

つらい手荒れともさよならできて一石二鳥かもしれません。

節水のコツはまとめ洗い。こまめに洗わずに、容量いっぱいになるまでためてからまとめて洗いましょう。洗う前につけおきをしておけば、汚れが落ちやすくなりますよ。

乾燥は扉を開けたままにして、余熱で行うと電気代の節約にもなります。

歯みがきはコップを使用!

みなさんは歯みがきをする時、うがいのお水をコップにくんでいますか?

実はコップを使ってうがいをするだけで、歯みがき1回につき約5ℓの節水になることご存じでしょうか?30秒間流しっぱなしにすると約6ℓの水道水が消費されます。これをコップにくむと、約0・6ℓですむのです。

歯みがきを朝と夜の2回するとしたら、1日約10ℓ。4人家族だと約40ℓ、2ℓのペットボトル20本分の節水になります。

コップを使うだけで、これだけの量を減らすことができるなんて、驚きですよね。

おわりに

いかがでしたか?なかには少し手間がかかりそうなものもありましたが、無理せずにできることから始めてください。

ストレスはためずに、賢く節水グッズを利用しながら節約していきたいですよね。

くわえて、大切な水源を守るためにも節水を心がけていきましょう。

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